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デビュー後のしんどい5年間。 [マンガ]

前回明記したように1度目のデビューは16歳の時です。
初めて作品を投稿してから1年後のことでした。

しかしそうそうトントン拍子には行かないものです[バッド(下向き矢印)]
その後の5年間は、私のマンガ描き人生の中でもとてもしんどい時期でもありました。


集英社からのデビューが決まり、
ほぼ毎週1度は横浜の田舎から集英社まで電車で通っていました。
とにかく初めてのことばかりで、よく知らないオジさん(すみません[あせあせ(飛び散る汗)]
しかし当時高校生の私からしたら30代以上の男性はオジさんと一括りにしていました)と
毎週少女漫画について語り合う、打ち合わせをするなんて何度しても慣れないもので・・・。
編集さんが作品について指摘すれば言われた通り直していました。
しかし言われた通り直しても直してもいつまで経ってもリテイクの嵐。
挙句『必ずしも僕の言う通りに直す必要はないんですよ』と言われてしまい
『はぁ・・・[exclamation&question]』とこちらは大混乱[がく~(落胆した顔)]
じゃあ、じゃあどうすればいいの・・・[exclamation&question]ととても悩みました。

なんだかんだで苦しみながらも1作仕上げたものを見てみれば
『これって誰の作品・・・?』て感じで何の個性も勢いもない、本当につまらない印象の作品に。
結局その作品は編集会議でもボツで陽の目をみることはありませんでした。


必死で描いたものをつまらない、面白くないと指摘されるのは本当に落ち込みますよね。
それでも納得して、より良くなるようにと手直しを加えると前より悪くなった・・・みたいなことの繰り返し。

指摘についても別に強引に直させられたわけじゃないんですよ。
口の上手い(良い意味で、ですよ[exclamation])編集さんに言われると『ごもっとも[exclamation×2]』と納得して自分でも直すんです。
しかし直してからしばらく経つと『・・・・・・・・・』と腑に落ちない、落ち着かない気持ちになり
混乱したまま描き進めていく・・・という繰り返しでした。

そういう自分の気持ちや思い、考えを上手く編集さんに伝えらなくて
くやしくて、哀しくて、毎回帰りの電車では制服姿のまま人目もはばからず号泣して帰っていました。


編集さんと上手く打ち合わせをするにはもう『慣れ』しか無いと思います。
とんとん拍子にキラキラしくデビューして、才能にも溢れた新人さんていますよね。
しかしデビュー作以降ぱったり見えなくなってしまう人っていませんか?
全員がそうとは言いませんが、
編集さんとの打ち合わせが高いハードルになっていることは少なからず要因にあると思います。

そのために可能な方は是非[exclamation]持ち込みをして慣れておくと後々強いと思います。
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1回目のデビュー。 [マンガ]

これから数回にかけては
私の初投稿からデビューまでの体験談等を紹介させて頂こうと思います。
よろしくお願いします[わーい(嬉しい顔)]


初めて投稿したのは高校1年生、15歳の時でした。
白泉社のララのマンガスクールです。
(今とはだいぶ名称や順位、条件等が違うと思います。)
初めて1作描き上げたものを投稿しました。
まさかデビューできるとは考えていませんでしたが、
なにかしら賞くらいもらえるかなぁ・・・などと甘いことを考えていましたが
もちろん惨敗[exclamation×2]

しばらく、かな~~~り落ち込みましたが[バッド(下向き矢印)]
段々『だよね~~~[グッド(上向き矢印)]』と開き直りはじめました。
でも才能無いんじゃないの?的な不安は湧かなかったなぁ・・・。
才能無いのはわかってたし。
今もね。
変な話し、才能が欲しいと思ったことは1度も無いですね。
私は私だし。
あるもので勝負するしかないもんね。
才能とはかけ離れた場所にいたから(いるから?)
才能自体を良くわからなかったんじゃないでしょうか。
サリエリは才能あるから苦しんだんだよね。

才能無い、下手くそ。
じゃあ何を武器にしよう。
そうか数打ちゃいいんじゃない?・・・とは当時考えたかどうかは覚えていませんが[たらーっ(汗)]
それから2ヶ月に1度のマンガスクールに毎回必ず投稿しました。
自分では3~4年も投稿すればある程度形になるのでは?と考えていたのですが
デビューの機会は初めて投稿してから1年後にやってきました。


当時ウチは両親共働き、姉は遠くの大学まで片道2時間かけて通っていたし、
妹はクラブ活動に燃えていました。
私は何のクラブにも属していなくて帰りは一番早かったので
毎日の炊事、洗濯、掃除は私の仕事でした。
もちろん高校生だし、そんな凝ったものを作ったりはしませんでしたが
夕食の買い物等も全て私がやっていました。
週末は画材を買うために
(当時はスクリーントーンはレトラしか無く、1枚800円もしたのです[exclamation×2]
喫茶店でウェイトレスのアルバイトをしていました。

今から考えるとどうやって原稿を描く時間を捻出していたのか謎ですが、
当時は別に苦労とも大変だとも思わず、きわめて普通に高校生活を送ってました。


そうして2ヶ月に1作は必ず作品を描き上げてました。
しかし高校2年生の夏休み、2ヶ月で2作仕上げたのです。

当時はララと別冊マーガレットを購読していたので
1作はララに、もう1作は別マの方に投稿させて頂きました。
その別マの方でデビューが決まってしまったのです。

必ず最後まで描き上げる。 [マンガ]

皆さんは作品を描いてる途中、もうその作品に飽きちゃったことってありませんか?

いえ、飽きると云うよりその作品の欠点が解ってきて、
もしくはもっと新しい魅力的なネタが思いついて
急に今描いている作品が色褪せて見えてきて
とてもペンが進まなくなっちゃったことってありませんか?

みんなが経験することだと思います。

しかし投稿中はどんなことがあっても必ず最後まで描き上げましょう[exclamation]

『こんな古臭い作品に携わっていてはデビューが遅れるんじゃないかしら。
もっとこっちの斬新で魅力的な作品に取り掛かった方がプロへの道は近いんじゃない?』
なんて思うでしょ~~~う?

しかしぶっちゃけ云ってその時点では、どちらの作品もあまり大差はないと思います。

それよりも今現在未熟だと思った作品を描き上げること。
そちらの方が遥かに得るものが多いのです。

だいたいその考えは永遠に変わらないと思いますよ。
プロだって基本的にはそう。
次々魅力的なネタが思いつくのは良いことです。
成長している、進化している証だから。

しかしどんなに魅力的なネタが思いついても形にしなければ売れません。
他人に見せられません。

形にすること。

これはとてもとても大事なことです。
形にすることに慣れましょう。

形にしなければ人には読んでもらえません。

あなたは何のために描いているんですか?
人に見せるためでしょう?

自己満足のためただ描いて、誰にも見せずに描き上げたものはクローゼットにしまっておくの、
という人はこのブログを読んでも意味ないかも。
このブログはプロを目指す人のためのブログなので、そういう考えの人の参考にはならないと思います。

とにかく手掛けたなら手掛けた分、必ず最後まで描き上げましょう。
そしてちゃんと形にする。
他人(編集さん)に読んでもらう。
そして感想や評価をもらい、次作に生かす。

自分勝手な自己評価で次々と中途半端な状態で作品を放り出しておいても
なんの成長もありませんよ。

今の短所も長所もちゃんと形にして人に見てもらいましょう。
結局はそれが一番の近道だと思います。

持ち込み。 [マンガ]

私は持ち込みが大好きでした[exclamation]
都内近郊にお住まいの方でしたら是非持ち込みに行ってみて下さい。
しかしその際はできれば複数の出版社、複数の編集者と会うことをオススメします。


持ち込み・・・。
初めての場合、慣れていない場合・・・。
緊張しますよね~~~~~~[がく~(落胆した顔)]

そんなド緊張の中、たった一人の編集さんだけに会って話を聞いたら、
もうその編集さんの意見でいっぱいいっぱいになってしまうと思うんですよ。
良い意味でも悪い意味でもその編集さんの個人の色に染まっちゃうと思うんです。


持ち込みや編集さんとの打ち合わせに慣れてくると、
編集さんによっては驚くほど意見が違うことに気付かされます。

さっきの編集部でこき下ろされたことがこっちの編集部では絶賛されたり、
欠点と指摘されたことが、強みになる、売りになると励まされたり。


聞く側は混乱しますよね。
しかし意見が違って当たり前なんです。
違う人間なんだから。


皆さんも思い当たったりしませんか?
例え売れていても『このマンガのどこが面白いの?全然わからない(・・・[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)])』とか
『どうしてこの名作が売れないの?
なんでみんなこの作品の素晴らしさがわからないの[exclamation&question]』と思ったことありませんか?

別にマンガに限らずアーティスト等についてもそう。
最近この曲良く聞くけどいったいどこがいいの・・・?とか。


ですから編集さんも人間[exclamation]
嗜好やモラル、考え方でかなり受け止められ方は違うと思うので、
こき下ろされたからって凹むことはないんです。
大丈夫、大丈夫[わーい(嬉しい顔)]


しかし[exclamation×2]
『アンタにはわかってもらわなくてもいいわ』的な開き直りは絶対持っちゃダメですよ。


皆さんはプロになりたいんでしょ?
そういう否定された人に出会えた時こそ自身がステップアップするチャンス

『じゃあこの人に面白いって云ってもらえるにはどう表現したらいいんだろう?』とか、
『ちっくしょ~~~、次は絶対(コメディ等の場合は)笑わせてやる[exclamation×2]』と奮い立ちましょう[exclamation×2]


プロ作家というのは不特定多数の読者の指示を得なければなりません。
自分とは性別も、年齢も、生い立ちも、環境も
全く違う人たちにもわかってもらわなければいけないんです。
もちろん全ての人に好かれる必要はありませんよ。
しかしなるべく多くの人に好かれるように、
わかってもらえるように表現するのに努力するのは当たり前。

当たり前[exclamation×2]ですからね。


複数の出版社を、編集さんを巡り
素直な気持ちで『そうかな、そうかもしれない』と思ったことや、
なぜだか心に残った言葉、
どの編集さんにも繰り返し云われたことを真摯に受け止めたら後は忘れて構いません。

そんなに一変に受け止めるのは無理だと思うし、
心に届いていないのに変えるのは無理だと思いますしね。



好きで産んで、苦労して育てたわが子(作品)。
やっぱり多くの人に愛してもらえたら嬉しいですよね[exclamation×2]


とにかく[exclamation]編集さんに直接意見をもらえるのはとてもとても貴重なこと。
機会があったら怖がらずに是非一度行ってみるべきだと思います。
その際はもちろん忙しい時間を割いて見てくれた編集さんに感謝の気持ちも忘れずにね[exclamation]

情熱。 [マンガ]

まずはじめに。

技術が裏技がどうこう云う前に情熱が足りないかなって最近とても思います。
ダメって云われたらすぐに止めちゃうし、ちょっとした邪魔が入っただけでもすぐにやる気を無くしちゃう。
気持ちはわかりますよ[exclamation]
もちろんね[exclamation×2]

親や学校の先生に『マンガ家なんてなれるわけないだろう、それより勉強しなさい[exclamation]』的なノリは誰もが通る道なんじゃないでしょうか。
もちろん私もそうでした。
ここぞという時に邪魔(という言葉でとりあえず一括りできるならば)が入る。
病気になったり、身内が倒れたり、急遽働かなきゃいけなくなったり・・・。
完璧な状況で描く事ができるなんてマンガ描き人生、そうそうないと思った方がいいと思う。

私も私の周りの作家さん達もそうですが、マンガだけ描いてマンガ家になった人は少ないんじゃないかな。
学生だったりOLだったり、日々の糧のためにアシスタントさんしていたりね。
日常だけでもいっぱいいっぱいなのに。
時間も状況も気持ちもね。
その中でなんとか時間を、体力を、情熱を捻出してマンガ描いてる。

情熱は捻出しているわけじゃあないか。
湧き出ちゃってるのかな。

強い情熱を持ってる人が一番強い。
結局最後に残ると思う。

機会があったら美内すずえ先生の名作、『ガラスの仮面』を読んでみて下さい。
14巻あたり[本]

マヤちゃん、すごいよ[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]

マヤちゃんに気持ちで負けてるって思う人はプロは難しいかも[バッド(下向き矢印)]
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